アシスタントの斎藤です。
7月23日に『From Zero』というセミナーが東京で開催されました。
今回のテーマは「お金」です。
6時間を超える濃密なセミナーの様子をお届けします。
講師が2人!?
セミナーは13時から開始です。
田中さんの挨拶から始まります。
なんと今回は大久保さんという方も講師をされるそうです。
最初に田中さんが講義をして、その後に大久保さんに交代するみたいですね。
田中さんのセミナーなので当たり前ですが、いつも1人で講師をされているので、2人というのは新鮮な気分です。
そしてついに講義開始です。
まずはこんな質問から始まります。
そもそも本当にお金は必要ですか?
必要です!
質問は続きます。
今よりもっと必要ですか?
まあ必要ですよね。
今回のセミナーに参加したのもその為です。
さらに質問。
それ、本音ですか?
たぶん本音です。
ここで自信をもって「本音です!」と言えない自分に気付きました。
それは少なくとも生活できないほどお金に困っていないからだと思います。
どうやら本音というのは、意外とわからないみたいです。
なぜなら思考や言葉は簡単に嘘をつくから。
反対に嘘をつかないものもあります。
それは「行動」です。
つまり今の現実は、これまでの本音(行動)によって作られている。
例えばお金が欲しいと言いつつ、行動していない。
それはつまり本音ではお金が必要ない(今よりも)ということになるわけですね。
だから一度考えるべきです。
本当に今よりもお金は必要なのでしょうか。
他者と比較してお金が必要だと思い込んではいないですか。
それでも今の現実を考えたときに、「このままでは、嫌だ」と思うのであれば、
本音(行動)を変えていく必要があるわけです。
ではどうすれば本音(行動)を変えられるのでしょうか。
それは「動機」が必要だそうです。
この動機がなければ、いくらお金を稼ぐ為に学んでも意味がないわけです。
行動ができないからですね。
ここはスライド丸写しですが、
頑張れない、行動できない、
というのは至極当然。
それを超える“動機”がないと、無理。
ここを曖昧にせず、しっかり考える。
つまり動機を自分の中で、改めて考える必要があります。
・お金があることのメリット、デメリット
・お金があることでできること、できないこと
それらを自分にとってどうなのか?という視点で考えることが大切です。
ちなみに田中さん的には、「お金はないよりはあったほうが良いと思う」とのこと。
逆に言えば、「絶対に必要」ではないということですよね。
いずれにしてもお金が自分のQOL的に必要なのであれば、自分の動機を変えることから始める。
これが大切みたいです。
では動機は変わりました。
具体的にどのような行動をすればいいのでしょうか。
その内容が次の大久保さんの講義になるわけですね。
というわけで田中さんの講義はここで終了です。
ゼロからお金を作る
休憩時間が終わりました。
次の講義は大久保さんです。
まずは大久保さんの自己紹介から始まります。
どうやら以前のお仕事は塾の先生だったそうです。
お話が上手だと思いましたが、納得しました。
自己紹介も終わりまして、ついに具体的なお話が始まります。
講義の最初は4つのビジネスについての比較でした。
・アフィリエイト
・投資
・情報ビジネス
・ネット物販
以上4つのビジネスのメリットやデメリットなどの特徴を比較されていました。
そしてゼロからスタートするという点では、ネット物販が適しているそうです。
次にネット物販の方法についての解説です。
物販ということは、「商品を仕入れて売る」ということが必要になってきます。
ではどこから仕入れるのでしょうか。
大久保さんは中国から仕入れるのをオススメされていました。
中国は取り扱っている商品が多く、仕入れ価格が安いそうですね。
ここで印象的だったのは、大久保さんの中国へのスタンスです。
現時点では中国がオススメという点を強調されていました。
今後の政治や経済の状況によって、仕入先が変わる可能性もあるそうです。
なるほど、事前にこういったお話があると安心できますね。
もし今回の手法が、中国からの仕入れに依存した手法なら、中国がダメになったら成立しなくなってしまうからです。
しかし仕入先が変わる可能性についてお話されています。
言い換えるなら、仕入先を変えることができるわけです。
つまり大久保さんの手法は、中国以外の仕入れでも通用するということですよね。
ですので安心して取り組めると思いました。
このお話の後も仕入れのコツや仕入れた後の売る方法。
その後の展開など盛りだくさんの内容でした。
非常に具体的なところまで掘り下げられています。
もう「あとはやるだけ」って感じですね。
後で聞いたお話ですが、内容自体は大久保さんが個別コンサルで教えているものと変わらないそうです。
ちなみに個別コンサルは数十万円らしいです。
セミナーの参加費を考えると、相当な大盤振る舞いですよね。
というわけで費用対効果がハンパない大久保さんの講義は終了です。
お金を“守る”
田中さんに交代です。
次の講義は「お金を守る技術」です。
この「守る」という視点が大きな意味を持ちます。
「守る」とは単にお金は使わないで貯めましょう、という意味ではないからです。
やはり使わなければお金の意味がないですからね。
そこで大事になってくるのが、
使えるだけのお金を使える状態を作ることです。
言い換えるなら、「使うべきじゃないところに、使わない」ということですね。
なぜならお金は稼ぐよりも使わないほうが何倍も難しいからです。
例えば田中さんの同年代で、年収1000万円の人達。
華やかな生活はしているのですが、実際の生活はギリギリみたいですね。
稼いでいるお金は多いけど、その分使ってしまうお金も多くなってしまいます。
つまり使うべきじゃないところに、使ってしまうお金が多い。
だから年収が高くてもお金に困ってしまうわけです。
とは言いつつ年収1000万円ですよ?
世間一般的にはお金持ちの部類ですよね。
普通に考えると、1000万円もあればお金に困らないと思います。
だから僕は思いました。
「お金を守る必要ってあるのかな?」
それよりもお金を作ることに力を入れた方がいいと思ったからです。
でも視点を変えてみると、この考え方のヤバさを理解しました。
僕の場合は、小学生の視点になってみました。
例えば小学生の頃の500円って大金でしたよね。
月のお小遣いが500円だったという人も少なくないと思います。
つまり月収500円なわけです。
月収500円の小学生からすれば、今の自分の収入は相当なものですよね。
もう大金持ちなわけです。
それこそ500円なんて、1回のランチ代で消えてしまいますよね。
むしろ足りないかもしれません。
でもそんな小学生から見て大金持ちの自分は、お金に困っています。
小学生の月収に相当する500円を当たり前のように使う自分がです。
だったら今の自分から見て大金持ちの人達が、お金に困ることだってありますよね。
だから「守る技術」が重要なわけです。
守る技術がないと、いくら稼げるようになってもお金に困ってしまいます。
だから今のうちにお金を守る技術を身につける必要があるわけです。
稼げていないときにお金が守れないなら、
稼げるようになっても守ることなんてできないですよね。
僕も含めて、今よりも収入が増えれば、金銭的な自由が得られると考えている人は多いはずです。
でもそこだけじゃ足りないということがわかりました。
そしてこれは技術なので、練習すれば誰でも身につけることができます。
講義の中では具体的な身につけ方のお話もあり、非常に役に立ちました。
今のうちにお金を守るという視点を持つことができて良かったです。
最後に
今回のセミナーで特に感銘を受けたことがあります。
それは田中さんの講義の「動機を変える」というところです。
「そもそも本当にお金は必要ですか?」 という一連の質問から、
一気に今回のセミナーに引き込まれていきました。
確かにお金が必要だと感じて、このセミナーに参加しました。
でも「どれくらい必要なのか」まで考えていませんでした。
「なんとなく必要」
その程度の意識だと思います。
でも動機を変えてから、このセミナーに対する意識も変わっていきます。
それは「なんとなくお金が必要だから、参加している」という意識から、
自分はお金が必要だから、『From Zero』に参加しているという意識です。
この後は真剣な気持ちでセミナーを受講できたと思います。
たぶん姿勢も良くなっていたはずです(笑)。
それでは今回は以上になります。ありがとうございました。
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